名刺入れに艶が出るたび、仕事にも深みが出る
名刺入れは社会人の顔と言われます。
お盆のように、差し出す名刺を載せる。
座布団のように、いただいた名刺を載せる。
名刺入れは、お客様への心ばえの表れです。
ぜひ、きちんとした、革の名刺入れをお使い下さい。
バッファローカーフは、育つ革です。
大事にお使いいただくうち、手の脂で磨かれ、すこしずつ艶がでてきます。
マロンは深い飴色に、黒は黒光りするほどに。
仕事の苦楽をともにした名刺入れは、
いつしかあなたの人生を物語るものになるでしょう。
笹マチ型ですっきりしたかたちなので、
スーツの内ポケット、スリットポケットにもするっと入ります。
仕切りやかぶせ側のポケットも多く、いただいた名刺も小分けして収納できます。
素材の特徴
バッファローカーフスキンは、インド原産の水牛の仔牛の革です。
その滑らかな手触り、張りのある質感、芳ばしい香り、時経て光沢を帯びると飴色に漆色に変化する様で、多くの革好きを魅了してきました。
仔牛の肌なので、柔らかく繊細で、まさに「肌理(きめ)細やか」な手触りです。
その皮を、栗の木などから取れる天然の渋(タンニン)を用いて、昔ながらの方法でじっくり時間をかけてなめし、「素揚げ」ともいわれる薄化粧な仕上げで、原皮の素朴な風合いをそのまま引き出しています。
染色も天然素材の染料染めなので、自然な透明感があり、牛の肌のシミや傷跡、毛穴や血筋などがそのまま見えることもあります。
そのどれもが、ひとつとして同じものはない味であり、天然素材である証。おそらく、皆様がイメージされるもっとも「革らしい革」かもしれません。
ピッチーノは、この素材に惚れ込み、創業当時から使い続けています。