ガバッと開いて、ドサッと入れて、キュッと締めて、背中にフィット!
子どもの頃に部活で使ったナップザックのような、シンプルなつくりのリュックサックです。
背負い紐(ショルダーベルト)がそのまま口元を締めるので、開け閉めや、長さの調節がとても簡単にお使いいただけます。
手を入れてひだを伸ばすと、底面よりも広い入り口が大きく口を開けます。
なかにはファスナーポケットがひとつだけ。大事なものはここに。
他はすべて、広く大きなメインポケットに。衣類やペットボトルなど、かさばるものでも楽々入ります。
背中側には、ファスナー式の外ポケットがひとつ。
背中に密着させてしまえば、電車の中でも安心。
ひだのある部分とは独立しているので、ファスナーは真っ直ぐ引きやすく、物を取り出しやすくなっています。
お財布やパスケース、スマートフォンなどのよく取り出すものはこちらに入れて下さい。
中に入れる荷物によって、膨らみとひだのかたちが変わり、さまざまな表情を見せます。
革自体の味も相まって、持ち飽きず長くお使いいただけるリュックです。
素材の特徴
アメリカ・カリフォルニア産の牛皮を、日本のタンナーがなめした皮革素材です。
温暖な気候のもとでのんびり大きく育った牛から採れる良質なステアレザーを、植物から採った渋(タンニン剤)を用いてなめしています。
元気の良い成牛の皮は、ケンカしたときの傷痕などが残るため、目立たないように念を入れて表面を仕上げるのが一般的ですが、それではこの皮の良さは隠れてしまいます。
良質な質感をそのまま活かすため、あえて薄化粧の加工にして、ナチュラル感のある風情で仕上げています。
一枚一枚、違う革の表情をお楽しみ下さい。
表面を撫でると、さらっと滑る滑らかな手触り。
握りしめると、もちっとしたコシの強さを感じます。
鮮やかな染色は、日本の革業界の次代を担う若いタンナーのシゴト。
一枚一枚、こだわって丁寧に染めているので、ペンキを塗ったような単調な色味ではなく、自然で複雑な色合いが花開いています。
より自然な製法の革なので、お使いいただくほどに手に馴染み、色もうつりかわり、風合いを増していきます。