名刺入れは顔。スマートな名刺入れを持つ人は、スマートに見える
名刺入れやお財布は、なるべく薄い方がいい。
スーツのポケットから、スムーズにそしてスマートに、出し入れしたいから。
薄いだけでなく、しっかり使えなきゃ意味がない。
お客様からの、当たり前で難しい要望を、叶えました。
■ポイント
この名刺入れの特徴は、なんといってもこの薄さです。
全体のフォルムはオーソドックスな笹マチ型。
メインポケットのマチ幅は狭く、名刺が20枚程度収納できます。
その前にはサブポケット。いただいた名刺をいっとき挟んでください。
かぶせ側にはカード段が2つ。ICカードを入れてパスケースとしてもお使いいただけます。
その裏にもマチなしのスリットポケット。二枚目の名刺をお持ちの方でも安心です。
これだけたっぷりの収納力がありながら、とても薄く仕上がっています。
革素材を巧みに扱い、薄さを出すことで、かぶせを折り曲げてできる空間も極力狭くしています。
■素材の特徴
素材はドイツの名門タンナーがなめした高級素材、シュランケンカーフ。
柔軟な仔牛の皮を、クロム系の薬剤を使ってなめし、シュリンク加工を施したものです。
気品ある光沢を帯びた鮮やかで安定した発色、繊維の目が詰まった丈夫な生地が特徴で、欧州の著名なメゾンでも長く愛されています。
繊細で柔軟な生地はふわっと柔らかく、粒だったシボ感が心地よく手のひらをくすぐります。
汗などの湿気にも強く、使い続けると手の脂で磨かれ、だんだん滑らかで艶やかな触感になっていきます。
■職人のこだわり
この財布の薄さを実現しているのは、東京の下町で代々受け継がれる職人芸です。
表地のシュランケンカーフをぎりぎりまで薄く削いで、裏地のヌメ革や生地と貼り合わせています。
あまり薄くし過ぎると脆くなり、触感が失せてしまうので、ギリギリを見切る。そしてそれを一分の隙もなく接着し、まるでただ一枚の革のように扱い、余計な厚みを出しません。
滑らかなコバ塗りは主張せず全体を縁取り、財布全体の印象を引き締めています。
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